ある日のことだ。
今週も長かった。
明日は貴重な休みだからゴロゴロ寝て過ごそう。
ねえ、明日ひま?山登りしに行こうよ。
え?山登りとかする人だったっけ?
しないよ(笑)
今回行くところは3秒で登れちゃう山なんだ。
3秒で登れる山か…気になるな。
こうしてやってきたのは
宮城県仙台市北東に位置する宮城野区蒲生干潟。
蒲生干潟の日和山は1991年から一時期を除き、
今もなお国土地理院に「日本一標高が低い山」として認定されている名誉ある山だ。
標高はたったの3m!
はたして、これを山と言っていいのだろうか。
今回はそんな日本一標高が低い山「日和山」へ登ってきたのでみなさんにご紹介いたします!
日和山のアクセス情報
所在地:〒983-0002 宮城県仙台市宮城野区蒲生町87
アクセス:仙台駅より車で約20分
仙台東部道路 仙台港ICより車で約8分
駐車場:約40台(無料)
日本一標高が低い山「日和山」に登ろう!
日和山への入り口
日和山の駐車場に着くと、矢印が目立つ「蒲生日和山登山口」と書かれた看板が出迎えてくれる。
ちなみに、こちらの階段は復興工事で新しく作られたとか。
矢印に沿って階段を登っていきます。
右側の看板には「日和山の概要」が記されている。
震災前の標高6.05m時代の日和山の写真が載っています。
階段を登りきると、防潮堤からは蒲生干潟、太平洋が目の前に広がります。
あれ、どこにあるの…?
人が集まってるとこだよ!
慣れ親しんだ舗装された道をすすんでゆくと、いよいよ日和山の登山口です。
日和山への登山口
さあ登山口へ到着しました。(ここまで駐車場から徒歩3分)
周りに木々もなく、とても見晴らしのいい登山口です。
ご立派な「日和山」看板がお見えしてます。
登山口右側にはバス停みたいな日和山の看板。
そして謎の「クマ出没注意」看板。
え、クマ出るの?
周りには山がないし太平洋から泳いでくるんじゃない?(笑)
いざ、日和山へ登山!
登山口と書かれた妙に雰囲気がある立て札。
近くにはうっそうと草が生息している。
「落石注意」の看板もあり、これは危険度MAXな登山道だ。
山頂までは6段といったところか。
… 。
チンチラも心配そうに後ろから見守っている。
はたして、無事に登り切れるのだろうか。
日和山の山頂
あれ。
ほんとうに3秒で登頂してしまった。
(登山ってなんだっけ。)
今回はクマにも遭遇せず、落石もなかったので運がよかったようだ。
山頂にはクマが出たら慌てず餌をあげるよう看板が立っていた。
(餌あげた本人が餌になるのでは。)
また、高山植物の採取禁止との看板も。
日和山の下山口
なんとありがたいことに専用の下山口が設置されていた。
高低差がまったくない下山道は初めての経験だ。
最後に
こんなコンパクトな山が近場にあったとは知りませんでした。
ネタくらいのクオリティかと思いきや
設置されていた看板や石碑はしっかりしており、雰囲気を高めてくれるものばかりです。
また、山頂からの太平洋と蒲生干潟の眺望はとても癒されます。
この地区のシンボル「日和山」に、あなたも訪れてみてはいかがでしょうか。
おまけ
ここ日和山を登頂された方には、仙台市高砂市民センターという場所で登頂証明書を貰うことができます。
登頂したこと証明する必要があるので、山頂の写真を撮影しておくといいですよ!
高砂市民センターのアクセス情報
所在地:〒983-0014 宮城県仙台市宮城野区高砂1丁目24番地の9
アクセス:
乗用車:仙台駅より車で約20分
仙台東部道路 仙台港ICより車で約1分
JR仙石線:陸前高砂駅下車 徒歩10分
市営バス:蒲生(6号公園住宅終点)行、 高砂二丁目下車 徒歩5分
宮城交通:仙台港フェリーターミナル行、陸前高砂駅下車 徒歩10分
駐車場:あり(85台)※複合施設のため駐車場には限りがあります。
受付時間:9:00~21:00
休館日:月曜日、祝日の翌日、年末年始
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