【レビュー】アイリスオーヤマ エアーベッド|22cmの極厚マットでキャンプ泊がグッと快適に!

キャンプで快適に寝るためには「マット」が欠かせません。

凸凹が激しいサイトでうっすいマットを使ってしまったがゆえ、全身バキバキになったという方も多いことかと思います。

じつに筆者もその1人であり、体を痛めてからは必ずコットを使って寝るようになりました。

sena

でもコットって設営めんどくさいんだよね~

そうなんです。しかも組み立てに時間がかかるだけでなく、テント外で使ってしまうと脚が汚れてしまい掃除しなくてはなりません。

kiritan

地味にフラストレーションが溜まるんです

そこで今回紹介するのは、アイリスオーヤマから販売されているエアーマット『エアベッドABD-1N』です。

こちらのエアーマットは、専用ポンプが標準でついているにもかかわらず、Amazonでは2,000円(※2023年9月時点)というお手軽価格で販売されているコスパが高い商品です。生地表面は特殊加工によりベロアのような触り心地が体験でき、22cmの極厚マットは快適な寝心地をサポートしてくれます。

この記事では、

  • キャンプマットの種類について
  • アイリスオーヤマ『エアベッドABD-1N』の商品説明
  • アイリスオーヤマ『エアベッドABD-1N』の使い心地

について紹介しています。

実際に使用した上でレビューしているので、買うか悩んでいる方は是非参考にしてみてください♪

目次

キャンプマットの種類

まずはじめにキャンプマットの種類について解説していきます。

キャンプマットは大きく分けて以下の3種類があります。

キャンプマットの主な種類
  • クローズドセルマット
  • インフレーターマット
  • エアーマット
kiritan

それぞれどんな違いがあるか特徴をみていきましょう。

クローズドセルマット

出典:Amazon

クローズドセルマットは、クッション性のあるフォーム素材(ポリエチレン)でできたマットです。マットに施された凹凸形状で地面の凹凸を吸収するほか、身体とマットの間に通気性を保ち、寝苦しい夏でも快適な睡眠をサポートしてくれます。

空気を入れる手間がいらず、広げるだけで使えるので、設営の手間が省けます。すぐに使いたい・簡単に設営したい方におすすめといえます。

デメリットとしては、携帯性の悪さがあげられます。
クローズドセルマットはロール式と折りたたみ式の2種類がありますが、どちらもそこまで小さくならず、荷物を最小限にしたいツーリングキャンプには不向きです。

また、クローズドセルマットは製品の仕様上、エアーマットやインフレーターマットよりも厚さがないため、凸凹の激しい地面ではどうしても寝心地が劣ってしまいます。

メリットデメリット
・設営が簡単
・安価に購入できる
・破損しづらく長期使用可能
・寝心地がそこまでよくない
・激しい凸凹地面には不向き

インフレーターマット

出典:Amazon

インフレーターマット(別名インフレータブルマット)とは、中にスポンジ状のフォーム材が入っており、空気を取り込むバルブを開くことで自動的に膨張するキャンプマットです。

マット内部にフォーム材が内蔵されているため、収納サイズは大きく持ち運びは少々しづらいですが、その分クッション性が高いです。

一部のユーザーからは『自宅のベッドに近い寝心地』と絶賛の声も。

デメリットとしては製品の構造上、値段が高めに設定されていることです。

また、バルブを開くだけでは十分に膨らまず、自分で空気を足さないと使えないというケースもあるので、購入前は商品の口コミをチェックしましょう。

メリットデメリット
・クッション性が高く寝心地がよい
・バルブを開くだけの簡単設営
・全体的に商品が高値
・他と比べて重い
・持ち運びしにくい

エアーマット

出典:Amazon

エアーマットは、空気を注入して膨らませるマットです。入れる空気の量によって硬さの調整ができます。

空気を抜くと小さく折りたためるので、携帯性を重視する方におすすめです。
また厚みがあるため、地面からの底冷えや凸凹も感じず快適に寝ることができます。

一見よさそうな感じではありますが、空気を入れる手間がかかる、穴があくと補修するまで使えないなどのデメリットもあります。

メリットデメリット
・商品が比較的安価
・持ち運びしやすい
・厚みがあり寝心地がいい
・空気を入れる手間がある
・穴があいたら使えなくなる

マットの特徴を比較した表がこちら👇

マットの種類
クローズドセル

インフレーター

エアー
重量軽い少し重い軽い
携帯性少しかさばるかさばるコンパクト
寝心地悪い良い良い
耐久性良い普通少し悪い
組み立てやすさ簡単簡単時間がかかる
価格安価比較的高価安価

それぞれメリット・デメリットがあり一概にこれがいい!と言えないのがマット選びで難しいところです。

『クローズドセルマット』はホームセンターなどでも販売されており、安価で求めやすいため『まずは必要なギアを揃える』といったこれからキャンプ始める方におすすめです。

いっぽうで『インフレーターマット』はキャンプ専門店やネットでしか購入できず、価格も10,000円〜と高価な分類になります。ひと通りキャンプギアを揃えて余裕が出てきたタイミングで検討するといいかもしれませんね。

エアベッドABD-1N の基本情報

ここからはアイリスオーヤマ『エアベッド ABD-1N』をみていきます。

スペック

カラーネイビー
サイズ、重量●シングル
長さ191 x 幅 73 x 厚さ22cm
重量 1.4kg

●ダブル
全長191 x 幅 150 x 厚さ22cm
重量 3.4kg
耐荷重シングル:90kg
ダブル :180kg
付属品・専用手動ポンプ
・補修用シール
kiritan

表面はフロッキー加工がされておりベロアのような触り心地になっています。

外観・同梱品

それでは本体を詳しく見ていきます。

今回紹介するのはシングルサイズの商品です。

同梱品は以下の通り

  • 本体
  • 専用ポンプ
  • 取扱説明書

こちらが折りたたまれた状態のエアーマット君です。
見た目で伝わればいいですが、かなりコンパクトです。これなら持ち運びも苦労しません。

ただ見た目に反して重量はしっかりと感じられます。
穴が空きにくい丈夫な素材を使用しているためでしょう。

専用のポンプは本体にホースを接続して使用します。

アタッチメントがついてない側が本体とくっつきます。(写真の向きは間違っています)

このポンプ、『押す+引く』の両方で空気を注入できる優れものなんです。

使いかた

それでは使いかたを説明していきます。

用意するものは3つ
  • 本体
  • 付属のポンプ(市販のポンプや電動ポンプでも可)
  • 体力(準備運動忘れずに!)
STEP
付属のポンプを組み立てる

先にポンプ本体とホースを接続しておきます。

STEP
エアーマットに空気をいれる

空気穴が2重キャップになっています。

こちらがキャップを1つ付けた状態でこの状態から空気を注入していきます。

こんな感じでホースを取りつけたらOKです!

しっかり差し込みはできますが、キャップとホースの摩擦が少なく油断しているとすぐに外れてしまいます(欠陥か?)

空気を注入するときは片手で押さえてながらやったほうが無難にうまくいきますよ。

STEP
空気をいれてふくらます(所要時間:約2分)

お好みの硬さになるまで空気を入れ膨らませます。

だいたい2分くらいでパンパンになりました。

STEP
栓を閉めて完成!

栓はしっかり押し込みましょう。

完成です!ここまで開始してから5分もかからずに終わりました。

意外と設営に時間がかかりませんね♪

当初は電動ポンプを買うべきか悩んでいましたが、すぐ膨らむしそんなに疲れもしないのでわざわざ買う必要はないかなと思います。(あくまで個人の感想ですが)

ちなみに撤収のときは、栓をすべて外してマットの端から押してあげれば簡単に空気が抜けます。

すごい勢いで空気が抜けるので初めてやるときはビックリしちゃうかもしれません(笑)

エアベッドABD-1N のレビュー

厚さ22cmのエアーマットはどうなんだい!ってことで、気になるのは、やはり寝心地ですよね?

実際にキャンプ場で使用していきました!

テントのなかで膨らませていきます!

実際にどれくらい時間がかかったか気になったので測ってもらった結果

2分以内と自己ベスト更新!

家で膨らませたときよりもかなり早いです。

▲テントの中でも2分もかからず膨らみます!

キャンプ場という舞台でつい熱が入っちゃいました。

家族や友人とゲーム感覚でタイムを競うとたのしく設営できそうです。

ファミリーキャンパーなら子どもたちにお願いしても、楽しんでやってくれるかもしれませんね♪

sena

なかなかお願いできることが少ないから、これなら安心して任せられそう!

それはそうと、肝心の寝心地はどうですか? senaさん?

sena

ぎもち゛ぃ(気持ちいい)〜〜〜〜〜

sena

……………zzz。

kiritan

…ん?(まだ設営おわってないぞ?)

(このあと夢の中に吸い込まれていきました)

筆者も寝転びましたが、ふかふかでめちゃくちゃ快適です。

景色は外でキャンプ場にいるはずなのに、まるで自宅のベッドで寝ているのかと錯覚して脳がバグります。

kiritan

マット1つでこんなにも寝心地が変わるのかと、正直驚きました…。

ちなみにこちらは私たちが長年愛用してきたキャプテンスタッグのマット👇

軽くて薄くて持ち運びがしやすい人気のある商品ですが、

比較したら、なんだこの厚さの違いは?!

『1回エアーマットに慣れるとクローズドセルマットの薄さには決して戻れません』

そんな呪いがかかってしまったのか、キャプテンスタッグのマットは日の当たらない押入れの奥へと姿を消してしまいました。

SNSでの評判

筆者のレビューだけでは信用にならんな?という方向けにSNSの評判をまとめてみました。

一挙に見ていきましょう!

  • 2000円の安さ最高!
  • ふわふわで寝心地がいい!
  • 専用ポンプ付きで嬉しい!

購入した人が満足している口コミがありました。

いっぽうで、

ふわふわな寝心地ゆえに身体を痛める方もいらっしゃったようです。

エアーベッドは特性上、ふわふわな寝心地が多い商品です。

固めじゃないと寝られない!といった方はおすすめできません

kiritan

自分の身体にあった種類のマットを選びましょうね

【まとめ】エアベッドABD-1N はコスパ最強の快適エアーマット!

エアベッドABD-1N をレビューしました!

  • 22cmの極厚マット
  • 専用手動ポンプ付きで2000円とコスパ最強
  • 寝心地はふわふわ柔らかめ
  • 設営時間5分

いままでクローズドセルマットなどの薄いマットを使用してきましたが、この商品を買ってからはキャンプに毎回持っていくほど好きになり、今では1軍のマットになりました。

エアーマットの弱点である設営と撤収に時間がかかるのが、この『アイリスオーヤマ エアベッドABD-1N 』ではそこまで感じないので、エアーマットを初めて使う人にもおすすめできる商品です!

テントで朝起きたときに背中や腰が痛めている方は、ぜひこの商品を検討してみてはいかがでしょうか。

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