【ギア解説】ソロキャンプにはやっぱりパップテントでしょ!|メリット・デメリットとは

こんにちは、アシクサです。

ここ最近、パップテント(パップ風テント)の人気がとても高まっており、キャンプギアメーカー各社も非常に力を入れています。

kiritan

私もつい先日パップテントを購入してしまいました(笑)

今回はパップテントの人気な理由とバッドポイント、そして購入時の注意点などをまとめましたので
よかったら最後まで見ていってください。

目次

パップテントとは

パップテントとは、メインポール2本で設営ができる簡易テントです。

テントの片側をサブポールで張り出せば、開放的なスタイルでキャンプを楽しむことができます。

パップテントブームの火付け役とも言われているテントが、BUNDOK(バンドック)のソロベース BDK-79TCです。

▲ソロベース BDK-79TC 引用元:BUNDOK公式サイト

パップテントが人気な理由

それでは、何故ここまで人気になったのか3つのポイントに分けて紹介していきます。

組み立て・撤去が簡単

パップテントはメインポール2本で設営でき、慣れれば10分もかからずに設営・撤去ができます。

ドームテントみたくポールを通すような動作もなく、初心者の方にもとっつきやすいのが特徴です。

▲使用するポールは2本だけ!

使い勝手がいい

パップテントの素材にコットンとポリコットンがあります。

これらの素材は火の粉に耐性があり、テントの目の前でも焚火ができちゃいます。

また、テントの片側をサブポールで張り出せば、開放的なスタイルでキャンプを楽しめます。

テントとタープを別々で設営する必要がないってのも楽なポイントです。

見た目がいい

なんといってもこれが最大の特徴でしょう。

ミリタリー調の色合いと無骨なデザインで、キャンプサイトで目立つこと間違いなしです。

▲ギアを並べたときの一体感は抜群です

パップテントのバッドポイント

実際に使ってみて分かったことも含め、ちょっと気になったポイントを紹介していきます。

生地が重い

パップテントはもともと軍用に作られていたものなので、雨風、火の粉にも強い生地を使っており、
他のテントとはテントの厚みが違います。

コットンとポリコットンの生地はそもそもが重いわけですが、そこに雨が降り水分を吸収すると、これでもか!っていうくらい重量が増します(笑)

雨の日はパップテントを控えるか、どうしても使いたい!っていう方はポリエステル製を選ぶといいでしょう。

商品によっては蚊帳やシートが付属していない

ほとんどのメーカーで標準搭載しているものになりますが、付属してないと別で購入する必要があります。

パップテントの大きさに合わせて選ぶのが地味に大変だったりします。

蚊帳は夏キャンプで必需品になってきますので必ず準備しておきたいです。

寝るときに意外と狭い

これは使ってみてのあるあるなんですが、思ったより窮屈に感じます。(笑)

私はコットで寝ているのですが、天井面が顔のすぐ近くにあったり、テントの斜め部分が肘が当たって雑音がしてしまうなど、閉所恐怖症の方や神経質な方にはちょっと向いてないかもしれません。

そういった方は1サイズ大きめのテントを検討してみるのもいいと思います。

購入するときの注意点

良い点、悪い点が分かったので購入してみよう!って思ったそこの貴方。

いくつか注意点があるので、確認していきましょう。

高さなどのサイズ感で選ぶ

サイズをチェックしてから購入することは重要です。

パップテントの天井高は、一般的なテントよりも低いです。
ものによっては、高さが100cmくらいのものもあります。

テントを出入りするときやテント内を移動するときに、腰に負担がかかりやすいため腰痛持ちの方は注意が必要です。

自分の身長のサイズに合わせて選ぶと、快適に過ごせるパップテントを見つけられると思います。

初めて買うから基準が分からない!
という方は、天井高が150cm以上あるものを選べば間違いないです。

生地の素材で選ぶ

パップテントの素材にはいくつか種類があります。

ポリコットン(TC素材)は、ポリエステルとコットンの混紡素材で今流行りの素材です。

それぞれメリット、デメリットがあるので価格と相談しながら選びましょう。

スクロールできます
素材
ポリエステル

ナイロン

ポリコットン
重量軽い軽い比較的重い
防水性良い良い普通
難燃性低い低い高い
耐久性普通普通高い
価格普通普通比較的高価

長期的に使用するなら、耐久性と難燃性が高いポリコットン製がオススメです。

ポリエステル製とナイロン製は、ツーリングや雨天時でもキャンプを楽しみたいって方向けになります。

ポールの形状で選ぶ

パップテントのメインポールには、一般的な「一本タイプ」と「二股タイプ」があります。

室内空間をできるだけ確保したい場合は、二股タイプがオススメです。

二股に分かれたポールに沿ってテント側面を張れるため、テント内のデットスペースが少なくなります。

二股ポールはあとから別途購入できるものもあるので、まずは一本タイプで試してみるといいでしょう。

スカートの有無で選ぶ

意外と見落としがちですが、結構重要なポイントです。

スカートが付いているパップテントであれば、テント内に雨水や冷気が入り込まず快適に過ごせます

冬キャンを考えている方であれば、絶対に外せない項目になります。

まとめ

いかがだったでしょうか。

パップテントは、軍人が野営で使用するため設計されたテント。
近年はさまざまなアウトドアブランドから、パップテント風のモデルが販売されています。

パップテントの魅力は、一般的なテントにはない無骨な雰囲気を楽しめることです。
一見、上級者向けと思われがちですが、シンプルな構造を採用しているため初心者でもかんたんに扱えます。

まだ試したことがない方は、この機会に是非検討してみてはいかがでしょうか?

実際に私がパップテントを設営してみたときの様子を近日中に投稿します。
そちらも是非チェックお願いします!

それでは。

  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次