今回は秋田県湯沢市にあるとことん山キャンプ場の紹介です。
とことん山キャンプ場は湯沢市の山奥にあり、秋田市からは下道で2時間、仙台からは高速道路で2時間とアクセスしやすい場所にはありませんが、連日県外ナンバーのキャンパー達で人気な魅力に溢れたキャンプ場なのです。
人気の秘訣はなんといっても、
・24時間入り放題の天然温泉の露天風呂
・四季折々の景色が楽しめる
そして、年中無休で営業しているところがポイントだと思われます。
そんなとことん山キャンプ場の魅力や、サイト・施設の情報を紹介していきます!
- キャンプサイト、宿泊施設の種類
- とことん山キャンプ場の施設の詳細
- 24時間入り放題の温泉について
牛野ダムキャンプ場にいたキャンパーさんにもおすすめされました!
とことん山キャンプ場|秋田県湯沢市
営業期間 | 通年営業 |
標高 | 340.5m (地理院地図) |
住所 | 〒012-0183 秋田県湯沢市皆瀬字新処106 |
電話番号 | 0183-47-5241 |
施設 | 売店、トイレ、炊事場、天然温泉、宿泊施設(バンガロー・コテージ・ツリーハウス) |
サイト | フリーサイトのみ 林間サイト(地面:ウッド、グラス、サンド) 芝生サイト(地面:グラス、サンド) |
ゴミの処理 | ゴミ捨て場、灰捨て場あり |
チェックイン・チェックアウト時間
テントサイト | 宿泊施設 | |
電話・問い合わせ | 8:30~17:00 | 8:30~17:00 |
管理等・売店 | 11:00~17:00 | 11:00~17:00 |
チェックイン | 11:00~17:00 | 15:00~17:00 |
消灯 | 22:00 | 22:00 |
チェックアウト | 12:00まで | 10:00まで |
完全退場 | 12:30まで | 10:30まで |
露天風呂 | 24時間 (チェックイン~チェックアウトまで) ※8:30~10:00まで清掃のため利用不可 | 24時間 (チェックイン~チェックアウトまで) ※8:30~10:00まで清掃のため利用不可 |
- 時間外の受付はできません。
- 完全退場時間を過ぎた場合は日帰り料金が発生します。
料金
▼テントサイト料金
大人 | 子供 | |
宿泊 | 11月~3月 :1,300円 4・6・10月 :1,600円 5・7・8・9月 :1,800円 | 600円 |
日帰り | 1,000円 | 600円 |
▼宿泊施設料金
定員 | ハイシーズン | レギュラー | |
バンガロー(楓・楢) | 4名 | 13,240円 | 10,180円 |
バンガロー(橡) | 4名 | 16,290円 | 13,240円 |
コテージ | 6名 | 19,860円 | 16,290円 |
ツリーハウス | 4名 | 6,110円 | 5,090円 |
▼日帰り温泉料金 ※利用時間10:00~16:00
大人(中学生以上) | 小人(小学生以下) | |
日帰り温泉 | 500円 | 300円 |
- 現金
- クレジットカード
- 電子マネー
予約方法
こちらのキャンプ場はフリーサイトのみですが、事前に予約が必要です。
予約はインターネットからのみとなっております。
※利用日当日の予約に限り電話で受け付けています。
受付方法
キャンプ場入口にある管理事務所で受付できます。
受付を終えると、キャンプ場利用案内書と番号が書かれたプラカードがもらえるので、車の見える位置においておきましょう。
チェックインの受付は11:00〜17:00までです。
とことん山キャンプ場|場内マップ
とことん山キャンプ場|テントサイト
とことん山キャンプ場には3つのフリーサイトがあります。
人気順はサイトA>サイトB >サイトCといった感じで、場所の予約ができないので早いもの勝ちです!
サイトA
3つの中で1番の広さを誇るサイトA。ここは林間サイトで地面のほとんどは土になっています。
トイレ、炊事場、温泉施設などの主要施設がすべてサイト内にあり移動の手間が少ないのがメリット。
初めて来た人はとりあえずここを選ぶのがオススメです。
土日は混み合うので早めに設営ポイントを抑えたほうがいいです。
サイトB
サイトAのお隣、トイレを挟んで北に位置するのがサイトB。こちらも林間サイトで地面は土になっています。
サイトBとサイトCに限り、搬出入時の車の乗り入れが可能です。
荷物が多いキャンパーさんや周りの音が気になるソロキャンパーさんにオススメしたい場所です。
サイトC
サイトBと道路を挟んで目の前にあるのがサイトC。
とことん山キャンプ場で唯一のグラスサイト。周りに木々がないので解放感MAXなキャンプを楽しめます。
夜空を見上げて星空を眺めながら…なんてこともこのサイトではできそうです!
広々と使えるので大型テントを設営したい人にオススメです。
ちなみに行った日はサニタリー棟新設工事の影響で区画が少し狭くなっていました。
サニタリー棟が完成したら元通りになるので12月以降が楽しみですね。
とことん山キャンプ場|宿泊施設
ここからはテントサイト以外の宿泊施設を紹介していきます。
とことん山キャンプ場には10種類の宿泊施設があり利用人数や予算にあわせて選ぶことができます。
建物によってはお風呂がついていたり暖房器具がついていなかったりと設備に違いがあります。
詳しくは公式サイト(宿泊施設ページ)をご覧ください。
バンガロー(定員4名)
平屋建ての4名定員の宿泊施設。
お手頃価格なので屋内で手軽にキャンプを楽しみたい人にオススメです。
室内にはひと通りの設備が備わっていますが浴室はないので共同の露天風呂を利用します。
コテージ(定員6名)
2階建ての6名定員お風呂付きの宿泊施設。
バンガローより広々としたつくりになっているので、別荘感覚でゆったりと過ごすことができます。
バンガローと違い、コテージにはそれぞれ浴室がついてます。
ツリーハウス(定員4名)
定員4名の高床式の宿泊施設。
自然に寄り添った建物、必要最低限の設備でアウトドアアクティビティーを味わうことができます。
室内は携帯充電用のコンセントのみとシンプルなつくりになっています。
交流センター(15名〜)
15名以上最大50名までの大人数で泊まれる宿泊施設。
調理室や浴室もあるので合宿などで使用することができます。
※11:00〜16:00までに限り日帰り利用も可能。
とことん山キャンプ場|施設
とことん山キャンプ場の各施設を紹介していきます。
管理棟
管理棟ではキャンプ場・日帰り露天風呂・宿泊施設の受付、売店、レンタル品の貸出しを行っています。
営業時間は8:30〜17:00。
売店
売店ではキャンプ用品・消耗品やアルコール類などの飲み物のほか、カップ麺やお菓子、アイスなどが販売されていました。
広葉樹や針葉樹の薪も売っていて、購入すると焚き付け用の薪がもらえるサービスもありました。
レンタル品
テントから調理器具セットまで様々なキャンプグッズがレンタルできます。
種類がとても豊富で、手ぶらキャンプといったプランもあります。
駐車場
管理棟前とサイトA前に駐車場があります。
土日になるとサイト側の駐車場が混み合います。
交流棟
キャンプ場利用者同士の交流の場として開放している施設。
サイトAの南側にあり、8:30〜17:00まで利用可能です。
交流棟の横にあるリヤカーは搬出入の際に自由に使うことができます。
遊具
サイトA内にブランコとターザンロープがありました。
キャンプだけじゃ飽きてしまうような小さいお子様にもってこいですね。
この日は楽しそうに遊んでいる子供も見かけました。
炊事場
サイトAの中央にあり、ゴミ捨て場と灰捨て場が併設されています。
蛇口は8つ。休日は混み合うので譲り合いましょう。
こちらの蛇口からはお湯が出ます。
写真のように備え付けのボウルを使って洗い物ができます。
頑固な油汚れもスルっと落ちるのでありがたいですね。
ちなみにグリルなどは外の蛇口で洗えます。
注意書きによると洗剤を使わないように!とのことでした、気をつけましょう。
ゴミ捨て場
炊事棟北面に燃えるゴミ専用のゴミ捨て場があります。
缶・ビン・ペットボトル、ダンボールは管理棟受付前にて回収を行っています。(9:00〜11:00)
※不燃物(乾電池やライター)、粗大ごみなどは捨てることはできません。
灰捨て場
灰捨て場は炊事場南面、入口の横に設置してありました。
トイレ
トイレは駐車場横、交流棟内、露天風呂内の3箇所にあります。
和式・洋式があり温水洗浄便座はついていませんでした。
古めのトイレですが、トイレ内は常に清掃されており気持ちよく使うことができました。
とことん山キャンプ場|天然温泉の露天風呂
とことん山キャンプ場最大の魅力である天然温泉の露天風呂です。
利用時間は清掃時間(8:30〜10:30)を除き、24時間入浴可能。
チェックイン〜チェックアウトまで何回でも入浴できます。
脱衣所にはトイレや洗面台があったほかドライヤーが1台ありました。
コインロッカー利用に100円かかってしまうので、貴重品は車にあずけてきたほうが無難かもしれません。
脱衣所を抜けた先にシャワーが2基ありました。
シャンプー、リンス、ボディソープは標準搭載です。
外には露天風呂が3箇所あります。
露天風呂は段々畑のような3段式になっており、上から下に行くに連れて温度が低くなる仕組みです。
1つの露天風呂には10人くらい入れそうです。
露天風呂から見える景色は最高です。
この日は11月だったので紅葉を楽しめましたが、冬だと雪見風呂なんかも楽しめそうですね。
とことん山キャンプ場の特徴と魅力
①とことん山は年中無休営業。
年中無休営業なのでいつでもキャンプができます。
冬など閉鎖しているキャンプ場が多いなか、とことん山なら雪中キャンプや雪見風呂が楽しめます!
②とことん山はいつでも温泉に入れる。
キャンプ場に滞在中、24時間いつでも入浴できるなんて全国でも珍しいです。
入浴時間が決まっていないからこそ、時間を気にせずのびのびと過ごすことができます。
深夜に入浴したり、起きてすぐに朝風呂しても大丈夫です!
③とことん山はチェックイン・チェックアウトに余裕がある。
チェックインは11時から、チェックアウトは12時までというタイムスケジュールになっています。
時間に余裕があるので朝イチお風呂に入ったり、撤収後にひとっ風呂浴びてから帰るなんてこともできちゃいますね♪
とことん山キャンプ場の周辺情報
最後にとことん山キャンプ場の周辺情報を紹介します。
キャンプ場の近くにはコンビニやスーパーはないので事前に用意しておくことをおすすめします。
産地直売施設 あぐり館みなせ
とことん山キャンプ場より徒歩6分の産地直売所です。
地元の野菜や地熱を利用した乾燥食品などを販売しています。
手作りお菓子の販売やイベントも行われているので気になる方は是非!
住所 | 秋田県湯沢市皆瀬新処97−2 |
電話番号 | 0183-47-5450(担当:農業技術開発研究施設) |
営業期間 | 4月〜11月(不定休) |
営業時間 | 9:00〜16:00(平日・土曜日) 8:45〜16:00(日曜日・祝日) |
キャンプ場からの距離 | 550m(車2分、徒歩6分) |
栗駒フーズ 工場直営店
小安峡にある地熱エネルギーを利用して、低温殺菌牛乳とヨーグルトなどの乳製品を製造販売している会社の直営店。
低温殺菌を採用した濃厚な牛乳や、ごくごく飲むように食べられるソフトクリームなどが人気です。
観光客にも人気なこちらのお店はとことん山キャンプ場から車で4分です。
住所 | 秋田県湯沢市皆瀬桂沢181 |
電話番号 | 0183-47-5859 |
営業期間 | 4月中旬〜11月中旬 |
営業時間 | 9:00〜17:00 |
キャンプ場からの距離 | 550m(車2分、徒歩6分) |
小安峡大墳湯
岩づたいの階段を約60m程降りた先に小安峡に沿ってのびる遊歩道が整備されており、横から噴き上げる『大噴湯』が名所の観光スポットです。
蒸気や熱水がたまっている地熱貯留層の亀裂が露出しているという世界でも珍しい地形みたいです。
所要時間は30〜40分、とことん山キャンプ場の近場にあるのでぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
住所 | 秋田県湯沢市皆瀬新処 |
電話番号 | 0183-47-5080(担当:湯沢市観光物産協会皆瀬事務所) |
営業期間 | 4月下旬~11月上旬 ※冬季は安全のため遊歩道を閉鎖しているそうです。 |
営業時間 | 24時間 |
キャンプ場からの距離 | 350m(徒歩4分) |
川原毛地獄・川原毛大湯滝
川原毛地獄は、標高は約800mに位置する日本三大霊地の一つです。
草木が生えない灰色の山肌が特徴で、起伏のある斜面は不気味な光景を作りあげています。
いたるところから蒸気が吹きだし、硫黄臭があたりに漂っています。
川原毛大湯滝は、滝そのものが温泉という全国でも珍しい『滝の湯』です。
入浴適期は7月上旬から9月中旬となっており、シーズン中は簡易脱衣所が設置されています。また、入浴の際には水着の着用が必要です。
川原毛地獄からは徒歩15分の距離にあります。
どちらも冬季通行止めのため営業期間は5月中旬〜11月上旬までとなっています。
住所 | 秋田県湯沢市高松番沢 |
電話番号 | 0183-55-8180 |
営業期間 | 5月中旬~11月上旬 ※例年11月中旬〜5月上旬まで道路冬季通行止めしてます。 |
営業時間 | 24時間 |
キャンプ場からの距離 | 13km(車で21分) |
【まとめ】1回は必ず行ったほうがいいキャンプ場!!
秋田のとことん山キャンプ場を紹介しました。
- 林間サイトならではの四季折々の景色が楽しめる
- 天然温泉の露天風呂が24時間入り放題
- 年中無休でこれからの時期は雪中キャンプもできる
24時間入り放題の露天風呂は必見です。
周辺には全国でも珍しい観光名所があるので秋田に行く機会があったら是非寄ってみてください!
次回は散策もしてみたいなと思います!
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